僕の大好きなお姉ちゃん



彼方が、無言で鍵を受け取る。


「よろしくね♥」
お母さんは、そう言い残して部屋を去った。





この鍵は、隣のマンションの、最上階の部屋の鍵だ。

隣のマンションは、お母さんがデザインしたマンションで、このマンションと同様、お母さんが大家をしている。


つまり、第2の住居??
みたいな感じ。



鍵を渡されたということは、当然ながらそこに行けということだ。




< 45 / 317 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop