執事と私の前世の関係



「……純那はそんな酷いことされて……

なんで私のこと嫌いにならないの?」




「そりゃ最初は憎みましたよ

……でもみなも様は秀吉様と違う」




純那としばらく見つめ合い軽くキスをする




そのキスはまるで何かを確かめ合うように




「秀吉様に無理矢理キスされた時は酒臭かったですが

みなも様は桃の味で…



みなも様の唇は柔らかくて赤くて

何度もキスをしたくなるんですよ」




純那がニッコリ笑う






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