山賊眼鏡餅。

魅惑の合コン

家に着くと、シャワーを浴びて、倒れるように眠りについた。



今日は長く眠ろう。



そう思った日に限って邪魔が入る。


携帯から、けたたましく鳴り響く迷子の子猫ちゃんで、目が覚めた。

時間を確認すると、5時40分だった。



「早いよぉ。誰?」

メールは、目黒さんからだった。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
リス研と合コンをセッティング出来ました。
3:3です。
メンバーはもちろんウルフさん、駒込さん、オード卵さんです☆
いきなりだけど、今日の7時に渋谷ハチ公前です(;^_^A
お洒落して来てください(>_<)

☆★MEGURO★☆
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


朝からなんていうメールだ。


ハム研のほうのメンバーは、流れ的に、目黒さん、真帆、私の3人だろう。

目黒さんは、ちょっとあれだが、色白で巨乳だし、オタク受けは良さそうだ。

真帆は可愛いし、自分で言うのも何だけど、私も容姿には自信が無いわけではない。


女子チームはなかなか高レベルかもしれない。


それにしても、目黒さんとしては、一刻も早く私に知らせるのが親切だと思ったのかもしれないが、いくらなんでも早朝過ぎた。
< 82 / 324 >

この作品をシェア

pagetop