タイムバグ トミー


「先生!!
助かりました! ありがとうございます。

だけど… 先生、帰んなくていいんですか?」


「いいんだよ 俺は別に家族もいないし ここの暮らしも長いから!」





「それでは 先生の歴史が……?」


「これも 俺の歴史なんだ! 始めから…」




「そうだ 長生きしたと思えばいいんだ うらしま太郎みたいに、帰ったらおじいさんになったら嫌だしなぁ(笑)」





「玉手箱はないですけど……」




どうみても 若林の方が 年上です。




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