タイムバグ トミー



「あら ごめんね……
うちの息子の小さな時にそっくり!
だったから つい嬉しくて抱き締めちゃった。」





母親は 若林を息子とおもわなかった。


ムリもない まさかタイムスリップして来てるなんて誰も考えないから



「あ あのーー」

母親は 若林に 1万円をわたして

「何か これで食べなさい 本当に他人とは 思えないわ」



………


若林は 言葉がでなかった 説明するのに 自分もなんて言っていいのか 分からなかったから




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