光を背負う、僕ら。―第1楽章―
写真の中に写る、同学年だった子達。
通っていた小学校は、一つの学年にクラスが2クラスずつしかない。
だからここに写っているクラスが違う子達とも、ある程度仲が良い。
中にはクラスが二つしかないというのに、六年間一度も同じクラスになったことがない子だっている。
それでもみんな、仲が良かった。
それに、男女の仲だって他の学年に比べたらいい方だった。
男女問わずに一緒に遊べるということが、ある意味特徴的でもあり、長所だったのかもしれない。
私は順に、顔写真を眺めた。
みんな幼い。
でも、そこに写っている笑顔は変わらないようだ。
女子はみんな、変わった。
可愛いくなった子もいれば、美人になった子もいる。
今はこの頃と髪型が違うせいか、まったくの別人みたいに変化した子だっている。
女子って、少しのことでかなり変わってしまうものなのだ。
一方男子はというと、こちらも女子に負けないほど変わっている。
小さい体つきだった男子が、なんだかたくましくなった。
あたしより身長が低かった男子が、今ではあたしを見下ろすほどになった。
男子って変わるものだと、中学生になって実感した。
通っていた小学校は、一つの学年にクラスが2クラスずつしかない。
だからここに写っているクラスが違う子達とも、ある程度仲が良い。
中にはクラスが二つしかないというのに、六年間一度も同じクラスになったことがない子だっている。
それでもみんな、仲が良かった。
それに、男女の仲だって他の学年に比べたらいい方だった。
男女問わずに一緒に遊べるということが、ある意味特徴的でもあり、長所だったのかもしれない。
私は順に、顔写真を眺めた。
みんな幼い。
でも、そこに写っている笑顔は変わらないようだ。
女子はみんな、変わった。
可愛いくなった子もいれば、美人になった子もいる。
今はこの頃と髪型が違うせいか、まったくの別人みたいに変化した子だっている。
女子って、少しのことでかなり変わってしまうものなのだ。
一方男子はというと、こちらも女子に負けないほど変わっている。
小さい体つきだった男子が、なんだかたくましくなった。
あたしより身長が低かった男子が、今ではあたしを見下ろすほどになった。
男子って変わるものだと、中学生になって実感した。