あなたのペット的生活



「あ〜。ほっときゃいいんだって」


「ダメですよ。乃亜が伝達頼まれたんですから。行かなかったら乃亜の信用が下っちゃうじゃないですか」


「あ〜、そうなの?じゃあ行ってこようかな。佐助くんはゆっくりしてってね」


「は〜い。ありがとうございます。って言ってもこの部屋あなたの部屋じゃないんですけどね」


「それもそうだね。じゃあな、乃亜。また夜来るから」






笑顔を崩すことなく交わされたやり取り。


見てるこっちがハラハラしたのはなんで?





怖い。

怖いよ。


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