執事とお嬢様、それから私



~♪~♪~♪

「と、東條さ…んぁっ」

~♪~♪~♪

「ンッ…ふぅ、アッ電話、なって…ンッ」

~♪~♪~♪

「と、じょさ、ンッ…アッ」

~♪~♪~♪

「ちっ」



キスを邪魔された東條さんはかなり不機嫌だ。

私もちょっと寂しい…。


でも


首もとを緩めたシャツに執事仕様のオールバックが少し乱れたその姿。眉間にしわを寄せながら黒の携帯電話をもつ東條さんは…ヤバいです。


この人存在がR-18なんじゃってくらい色っぽいです…。。。


「はい…ですが熱はもう、…はい。はい。承知いたしました。30分で戻ります。はい。失礼いたします。」


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