[続]意地悪王子とチビ姫


それから何日かたったある日。



「陽菜、今日遅くなる」



珍しく優斗がそんなことをいった。



「わかった」



「でも夜、気をつけろよ?いくら防犯設備整ったマンションでも怖いものは怖いからな!」



「大丈夫♪あたしそんな子供じゃないし!」



このときまでは普通に笑えていたんだよね……
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