【大賞】六天ニ花雪ノ舞フ
「無駄だと、言ったはずだ」
倒れていく少年の瞳に、
みるみる、
涙が、たまっていく。
死への恐怖か。
痛みによるものか。
それとも――……、
倒れていく少年の瞳に、
みるみる、
涙が、たまっていく。
死への恐怖か。
痛みによるものか。
それとも――……、