【大賞】六天ニ花雪ノ舞フ
《彼》は、狂気に支配されていた。



彼を取り巻く時代の波は、

大きく荒ぶっている。

彼はその波に、

否応なく飲み込まれただけの、

ただびとにすぎず。



そのことが、彼を、狂わせた。
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