子供じゃない。
4
「ただいま〜」

「おかえり」えりかの母が一階のリビングからこたえた。

少し驚いた。

ぼくの想像では、えりかとおばちゃんは険悪でないにしろ、何かしらの亀裂が入っていると思っていたから。

えりかはリビングの部屋のドアをあけて「今日、陽ちゃんが泊まるから」と言った。

「わかった。コーヒーでも飲む?」

「後でいいや」

そう言うとぼくたちは二階のえりかの部屋に直行した。
< 30 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop