幸せ旅


♪♪〜♪〜♪♪♪〜♪



斗騎ちゃんのケータイが鳴った。
ディスプレイを見てびっくりして私に人差し指を口に当て、小さい声で“シー”と言った
?何だろう。


「はい。高本です、どうされましたか?」


患者さんから?


「えぇ〜今日は休みを貰いまして♪」


ワザワザ休んでくれたの?申し訳ないかも。
と、考えてたら斗騎ちゃんの優しい手が頭をポンッと乗っかった。
顔をあげると、優しい笑顔…と唇!?
電話中に何やってるの!!
ってか、激しくなってきてるし。
声が漏れる。


「…ふっ…!?」


聞こえちゃう。
…て言うか力が入らなくなる。
体が熱くなる。
もぅ…ダメ。
キスだけでイってしまった。
そのまま、斗騎ちゃんの肩に寄りかかった。


「はいっ。えっ?ははっ♪まぁ。でゎ、明日」


電話を切った斗騎ちゃんは





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