先生にキス〈2〉
「綾月先生、かっこいいわね〜!」


リビングに戻ったお母さんは、にこにこしている。



もうお母さんは、先生のこと信頼しきっちゃってるもんなあ…。



まさかあの爽やかな笑顔の裏に、ニヤッと笑う危険な笑顔がある…なんてこと、信じられないかもしれない…。



言っても、信じてくれなさそう…。



実際にお母さんが、目撃とかすれば別だけど、おそらくそんな機会ないだろうし…。



まあ、“安心出来ない先生だ”って思われてるよりは、いっか…。



< 236 / 320 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop