先生にキス〈2〉

私からのプレゼント


学校が終わり、夜…。



私は、先生の部屋のインターホンを鳴らす。



ドアが開いて先生が出てくる。



「どうした?」


ちょっと心配そうな顔をする先生。



「あの…先生も誕生日、今日だったんですよね?すいません…忘れてて…。私、自分の誕生日ってあまり意識してなくて。」



「ああ、誕生日のことか。俺も忘れてた…。幸歩の誕生日なのに。自分の誕生日ってもうこの年になると興味ないから忘れちゃうんだよ。」



「私たちって、案外似た者同士なところがあるんですね。」



「…だな。」



二人して、クスッと笑ってしまった。




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