Wrath~止まらない怒り~



隠れる木に整えた
鋭い爪を引っ掻くように傷付けた。


その時あたしは
決めた。
二人の幸せを壊して
やろうと…



あたしは、ある人物の
顔が頭に浮かんだ。


そいつに協力して
貰おうと…


あたしが
この手であの二人を
地獄へ突き落とし
てやる…


業火に焼かれ
藻掻き苦しむ姿を
見て笑って
やると強く思った。





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