Wrath~止まらない怒り~



俺は怒りのあまり
会話を聞かず
隠れていた場所から
出て行こうとした時…



赤馬は色の
身体を抱き寄せ
強引に唇を重ねた。


止める事なく
深く何度も何度も唇を
重ねた。



それから半年後
赤馬と鏡花が付き合い
始めた。


その言葉を聞いて
俺は鍵をかけた心の
扉を開け放ち
俺は狐という悪魔に
身を捧げた。



怒りの焔(ほのお)と
憎悪を膨らませ赤馬から 鏡花を奪い地獄へ
落とそうと決めた。





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