【詩集】吟遊詩人になる前に
『悲しすぎる』
今のキミには

世界で一番悲しい歌さえ

聴こえない

その泣きそうな

メロディも

その震えるような

フレーズも

届かない

どんな毎日が

キミを傷つけたのだろう

どんな過去が

キミを壊したのだろう

ボクには

キミの声が聞こえている

それなのに

ボクには

キミに

伝える言葉がない

ボクには

キミの姿が見えている

それなのに

ボクには

キミの

手を握る力がない

ボクは

キミから

逃げたのかな?

それでボクは

少しでも

楽になったのかな?

キミとボクに

答えが

見つかったら

いつか

笑って会えるのかな?

それまでの

時間が

悲しすぎる
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