ココロノコエヲキケ。(詩/詞)

『青い約束』

強い日差しに気付いたら
夏はもう そこまで来ていた

サンダル脱いだら駆け出そう
君が指差す 海に向かって

光る波間が見えたなら
風を切って 走り出そうよ
僕らが走る砂浜は
波にも負けず 白く輝く



遠くで揺れる蜃気楼
君と眺めた青い空
僕は今でも 覚えているよ
「また会えたら…」と
交わした約束

広い夜空に消えないように
君の名前を 何度も呼ぶよ
僕らが見上げるこの空は
月の明かりで 静かに輝く



光る波間が見えたなら
風を切って 走り出そうよ
僕らが走る砂浜は
あの日 確かに輝いてたよ

潮風香る その度に
君との約束 思い出す
僕らの小さな約束は
海にも負けず 光り輝く

僕らが誓ったあの夢は
広い空にも負けずに青いよ



06.02.17 (C)奏音

*夏の恋物語。
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