sweet☆シンデレラ
「沙良!!!」
その声はままだった。
「まま!!」
ままは私をぎゅっと抱きしめると
頭を撫でた。
「まま…」
私の目からは
堪えきれなくなった涙が積を切ったように流れ出た。
「辛かったね…目の前で優馬くんが事故なんて…」
…え??
「まま、今なんて??」
「え??だから…目の前で優馬くんが事故に会うなんて」
「ちがうよ!!
優馬はぱぱに…ぱぱに…」
「何いってるのよ??」
ままの顔は
明らかに同様していた。