「さよなら」
あなたを好きになるとは
「起きなさい!!」

そう大きな声でお母さんに

起こされた。

「分かってるから~」

返事をして

もう一度布団に潜りこんだ

「学校はいいの??」

またお母さんにそう言われ

不機嫌ながらもケータイを見て

起きようとした。




えええええええ~っ

もうこんな時間?

ケータイを二度見した。

8時50分。

部屋の時計も見る・・・

当たり前だけど

針は9時前を指している



「どうして起こしてくれなかったのよー」

そう言いながらも

急いで制服に着替え、

学校に向かった




私は中学三年生。
高木萌(たかぎ もえ)
彼氏居たことないし、
告白されたこともない。

極平凡な女の子。



もう!中学3年生の2日目から

遅刻とか・・・・

どうしよう?


一生懸命、自転車をこいだ


急いでる私とは反対に

ゆっくり歩く、

同じ中学校の男子がいる




誰だろう・・・?

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