仔猫彼女~The Best Love~
「いらっしゃいませ~!!」
明るい店員の声が店内に響く。
店内は思った通りの感じ。
女子らしい雰囲気のアイテムが
こぞって並んでいる。
「うわっ。
どぅしようかな~。」
やっぱり品数が多いと悩む。
いつもなら適当に決めてしまう俺。
でも今回はそうはいかないよな…?
真未との最初の記念日。
真未が喜ぶものを買いたい。
真未の笑顔が俺は見たかった。
でも、、、
これだけたくさんあれば
やっぱり悩んでしまうもんだよな…??
ひとつひとつのアイテムが
ここぞとばかりに自己主張している。