仔猫彼女~The Best Love~









真未を送った掃除当番の日。


明らかに真未は


体調が良くなさそうだった。


なのに俺は真未に掃除を押し付け


ひとりで掃除させちゃったな。






でも…、


俺は素直になれなくて、


余計真未に負担かけたよな。


本当に…ごめんな。







帰りのとき


泣きそうになってた真未。


俺に慰める資格はあるのか。


そう思って冷たくしか言えなかった。


でも本当は


お前のことが心配だった。







家まで送ったのはせめてもの償い。


「ありがとう。」を聞くのが怖くて


すぐに帰ってしまった俺。


びっくりしたよな??





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