奥手な私はキライ?
なに…!?



なんでいつも椋くんはすることが突然なの?



「椋くん…」



「ゴメン 少しからかい過ぎたね
でも奈津紀、勝負するからには絶対負けんなよ」



もう…なんで椋くんはこんなにも優しいの?



「ずるいよ…怒る気なくなったじゃん」



「そりゃ良かった
勉強頑張ってね 俺の助けは借りないつもりでしょ?」



「もちろん!これは私の戦いだから」



椋くんに抱きしめられながら決意表明するのもどうかと思ったけど



まぁいっか!



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