俺様☆姫様★王子様 【完】
「……っ…れんっ…」
ウソ。
ホントは会いたいよ…
あたしに向けてくれた笑顔は偽物だったなんて信じたくない。
だけど……
これが現実なんだね。
ちゃんと受け止めなくちゃいけないんだ。
何も聞かずに電話を切ったって事が、蓮はあたしを必要としてないって事なんだから。
そう頭で理解しようと頑張っても、心がついていかない。
「……うっ…れっ…れんっ……す……だよぉ……」
声にならない声が、自然とでてしまう。
あたしは玄関先って事なんか忘れて、わんわん泣き叫んだ。