またね
第二章【恋心】
「結ぃ ねぇ⌒結ぃ」

まだ朝の6時だというのに…  
いつもひとみは元気だった
「何?」

朝の弱い私にとっては、ひとみは天敵以外の何者でもない。

――うるさぁいぃ!

「明日の飲み会 何着て行ったらいいと思う? やっぱり スカート?これとこれどっちにしたら良いと思うぅ? 結ぃ」

知らんし…

正直朝からひとみのテンションの高さにはついていけない↓

「ひとみがいいと思う方でいいんちゃう!?」

そっけなく答えた…


……勝手に決めて


それに私が決めてあげなくても、ひとみは何でも似合う…
大きな瞳で透き通るような白い肌 『ひとみ』 と言う名前がぴったり…

女の私から見てもひとみは周りの誰よりも美人だった…


< 5 / 100 >

この作品をシェア

pagetop