サミシイカラ…ウソツキ


「じゃあ…私そろそろ帰りますね。」



ベンチから立ち上がろうとした時、不意に腕を捕まれた。


「…もう少し…このままで…」



成瀬さんはあたしの手を握ってきた。



そして…





あたしに覆い被さるように、キスをした。




< 23 / 107 >

この作品をシェア

pagetop