坂口美里とガルダスト
序章

「坂口さん。アナタは成績も大変優秀で、このまま行けば、県立一の進学校である上谷大学付属高校への進学も可能なのよ?なのに、どうして進路志望の紙には腹月工業高校なんて書いてあるの?おまけに、第二志望、第三志望にも同じ高校なんて、一体何を考えているの?坂口さん?」


「うるさい、くそババア。」


「なっ!坂口さん!先生に向かって、何て口を聞くの?ご両親に報告しますよ!」


「うるさい!私は……私は、起動剣士ガルダストを作りたいのよ!」


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