Cスクール~崖っプチの15歳~
すると、男女の姿は恐ろしい姿に変わり、お互いの脳みそを舐め合い、気味悪い微笑みをうかべていた。

私は叫び声を殺しながら、一緒に乗った彼女の手を掴むと、エレベーターから急いで降りた。

彼女は気づいていないのか、気づかないふりをしていたのか笑顔でスタスタと歩いて教室に入った。

ドアの上にはC組と書かれている。

私も入るとそこは、見慣れた中学校の教室だった。

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