天使的に☆悪魔的な

……………………………
『そう言えばさ、結局どっちになったんだろうね？』


『ホントだな。今日がちょうど１週間だろ？』


『うん。』


『だったら今日、誰か呼び出すんじゃない？』


『そうかもね……あ!!』


『どうした？』


『諒太!!!!』


見れば少し前に嬉しそうな諒太がいた。


どうしたんだろ？


『一体どうしたんだ？』


『ホント。何か嬉しそうだけど。』


『へへっ!!実はさ、』


と、あたし達の耳に


『………里衣に呼び出されたんだ。』


と囁いてきた。


『え!?それじゃあ……』



『まぢかよ!?おめでとう!!』


『ありがとな。

じゃあ俺行くわ。里衣を待たせたらいけないし。』


『それもそうだね。


頑張ってね諒太!!』


『おぉ!!じゃあなお二人さん!!』


と、元気よく手を降って諒太は行ってしまった。


『………あの二人、幸せになれるかな？』



『ああ。二人がそれを望んだらな。』


『大丈夫だよ。』


あたしは信じてる。


だけど、









ズドン!!


『ガッシャーン!!』


悲劇は起きた。