3つ感情をなくした彼女〜左耳にピアスの穴




琢磨椎名(タクマシイナ)総合病院〜



秋山は恭介に連絡を入れ、結衣と共に待合室で恭介の迎えを待っている。



「連絡入れたから、あいつ飛んでくると思うよ」



「すいません香奈子さん、携帯充電切れちゃって。腕大丈夫ですか?」



秋山が病院を訪れた理由は他校の生徒と喧嘩して、相手が所持していた木刀の破片が秋山の腕に当たり、怪我治療の為である。



治療が済み歩いていると、偶然通り掛かった結衣が具合悪そうで心配になり声をかけた。



「気にすんなって。あたしは慣れてるから」



会話に華を咲かせていると、変な物体を秋山と結衣が同時に発見。



「お兄ちゃん……」



「バッカじゃねえの、はははは」



病院に慌てて駆け込み、自動ドアに見事に挟まった恭介に二人は呆れつつ爆笑。


ぬぉー!てめぇ自動ドアの分際で俺を挟むとは、いい度胸じゃないですか!



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