カレカノ
いつもならスタスタと歩いて隣に並ぶ事なんてしない朱希。
「なんだよ?」
あたしの歩幅に合わせ、隣を歩いている。
「いや〜…別にぃ〜…はぁ」
今日で3回目のため息だ。
頭は痛いし、朱希はわからないし…―
「どしたんだよ?お前、頭痛いんだろ?」
「え?!なんで?」
あたし頭痛いなんて朱希に言ったっけ?
「お前が頭痛い時はちょっと猫背になるんだよ」
「そうなの?」
「そうなの?って自分でも気付いてなかったのかよ」
「全く」
なんだよ、それと朱希が笑って頭に手を置いた。