カレカノ
「…どうしたの?」
「家に帰っても1人なのにどうすんだよ?」
「平気だよ…寝てれば治るし…心配してくれてありがとね…じゃね」
熱があって立っているのもやっとなのに強がる柚葉を朱希は無理矢理、自分の家に連れ帰った。
「朱希!平気だって…」
「平気じゃねぇだろ?バカかお前は?強がってもな何十年も近くにいりゃあな嫌でもお前の調子がかなり悪いぐらい分かるんだよ!!…素直に甘えろボケ」
…―ボケって言った。
…―バカって言った。
元気になったら覚えてろよ…
「分かった…じゃあ…言う通りにするよ…」
「よし!」
素直に従う柚葉に子供のような笑顔を見せると玄関を開けた。