月と太陽の恋愛関係
今日の空はムカつくほどに輝く太陽が、明るく、そして蒼く照らし出していた。


俺はそんな事には目もくれず、
必死にこいで、こいで…


着いたのは8時。


我ながら凄い結果だ。

少しクラクラするが、それは我慢。


自転車を駐輪場に適当に止め、額に浮かぶ汗をワイシャツの袖で拭った。

それから、昇降口までダッシュ。


下駄箱から靴を取り出し、床に投げつけ、それに足を通しつつ、少し走り出す。

靴の踵を潰したままなのを今日だけ許して欲しい。



後少し、

この階段を登ればすぐそこだっ!


という、惜しい所まで来たのに…



階段に一歩踏み入れた瞬間。

グラッ、と揺れる視界、

どんどん遠くなる、音…



『ドサッ』


重い音を立て、崩れ落ちた。




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