大切な1ページ
「おかえり~」


『ただいま~』


「幼稚園は楽しかった?」


『うん♪楽しかったよ。あのねあのね今から竜くん達と遊んでくる』


「行ってらっしゃい。帰り遅くならないようにね」


『はーい』




私の住む近所は仲が良く皆家族ぐるみの付き合いなのだ。


だから親同士も仲が良いのであまり心配されることはなく。




『竜くーん』


「あ~、さやちゃん♪早いね。遊ぼ遊ぼ」


『うん♪♪』


「「さやちゃ~ん、竜く~ん私達も来たよ~♪」」





そこに近所の女の子、ハルちゃんと夏生まれのなっちゃんも遊びに来て4人で遊ぼことに。



ハルちゃんはシッカリしていて頭も良く友達想いのとても優しい子。
だけど私は子供ながらにハルちゃんにはライバル意識を燃やしてて頭脳で勝てないならハルちゃんより可愛くなろうとしていた。
今になって思えば、なんてマセタ子供なんだか…(笑)


なっちゃんは『夏』って言葉がピッタリの女の子ですごくおてんば少女だった。
まるで向日葵のような。





4人が揃ったということで早速遊ぶ私たち。



まずは竜くんが大好きななんとかレンジャーごっこをしたり。。。


次に私たち女の子が大好きなアニメの真似をして遊んだり。。。





毎日毎日遊んでるのに遊びが尽きることはなくて。




もしかしたらこの時が1番楽しかったのかも知れない…。
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