大切な1ページ
歯車
それから3年生、4年生、5年生、6年生と年を重ね…




私たちは中学生になった。



小学校のとき新しい恋だってしたけど今一つ分からなくて、そんなことを考えてるよりも女の子の友達と遊んでる方が、ずっと楽しい♪♪


周りのマセた女の子たちは付き合うとか付き合わないとか盛り上がっていたけれど


【恋ってそんなに楽しいの??】


心の中でその子たちに疑問をぶつけていた。





そんな私がまさか中学校であんなに涙が出るほどの恋ができたなんて誰が想像していただろう…。








中学校はまた違う小学校から人が集まるから緊張と楽しみが混ざりあった微妙な気持ち。


それでも時間が経つにつれ友達は増えていった。




「あたし、山口麻衣。よろしくね♪♪」


『私は加藤さやか~♪
よろしくー』


麻衣は隔てなく誰とも仲良くなれる気さくな女の子。
髪は綺麗に巻かれていてちょっとだけ怖がられた存在だったけどいつだって真剣で私が悩んでると一緒に悩んでくれる。



それから麻衣とゎどこにいても何をしてても一緒なくらい仲良しになった。


麻衣とは授業をサボって保健室で恋バナをしたり先生や生徒の話をして楽しんでいた。

時には学校をズル休みして遊んだり…。
麻衣の家に泊まって家に帰らないことも多々あった。


別に親を困らせようとした訳じゃない。
でも家が嫌だった。



喧嘩の絶えない両親を見てるのが…。



その頃からかな…。
お母さんがお酒に走ったのは…。




私が悪いことをしたときはもちろんのこと。

別に私が悪いことをしてなくてもお母さんのお酒が切れたとき、私の悪いとこを必死に探してはそれを良いことにビンタを繰り返す。


往復ビンタなんて当たり前。



でも小さい頃の優しかったお母さんを知っているから嫌いにはなれなかった。



嫌いになれないけど
怖い……だけ。
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