愛はそこにありました。
たまにある発作…


雅人サンの心配電話は増える…


どんどん罪悪感がつのる…


アタシの発作が仕事の邪魔してる…


夜、仕事に出るアタシとは
入れ違いの生活



雅人サンを縛り付けてるよね


乃愛に

「ダディを…楽にしてあげようか…」





雅人サンと話し合う


雅人サンは泣きながら


「信じてない訳じゃないんだ」

「心配なだけなんだよ」


「俺がいなきゃ…だめでしょ?」




離婚すれば

乃愛の父親はいなくなる



「ダディ」と言えず

「ダダ」と言う乃愛

賛成も反対も出来ない乃愛…




乃愛…
ママがいればいいよね…



二人で…
生きていこう…?





病気でも

アナタを守る…




これ以上


ダディを苦しめたくないんだ…






離婚届けは…

乃愛の誕生日を前に


提出された…
< 40 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop