恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)




「彼氏クンと喧嘩でもしたのか」




先生のそんな無責任の発言に、いらってきた。




「先生はひどいです!わかっていて言っているんですか」




いきなり怒った私を見て宍倉先生は焦った。




「ご、ごめん」




「えぇ、別れましたよ。そうですよ。あんなに由利の前でも強がっていたのに…強がっていたのに…」




目がしょぼしょぼし出した。




私のすすり声しか聞こえない。




「ごめん、ごめん」




泣いている私を見て焦っている宍倉先生。





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