太陽と花~思い出のひまわり~
俺はみんなにその事を伝えると、


今食べたケーキについて、ここの責任者にたずねた。



このケーキ・・・美味しかった。



それに、前に一度何処かで食べた事がある、懐かしい味だった。



このケーキを軽井沢の喫茶店で出せたら・・・と俺は思った。



「あの、このケーキは何処で買ったものですか?」



「あぁ、専務もお気に召しましたか?


ここのみんなこのケーキが大好きで。


あっ、すみません。余計な事を。


このケーキは森下君が作ったものです。」




「えっ・・・?」



俺はびっくりした。



売り物にしても全然おかしくないケーキだったのに。



こうして俺は、森下さんに徐々に興味を持っていったのだった。



【太陽sideおわり】


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