太陽と花~思い出のひまわり~
軽井沢~ドキドキ旅行の始まり~
それから数日、平和な日々を過ごした。



太陽君からのメールもないし、逢う事もない。



それは8月に入ったから。



太陽君は恐らく軽井沢で喫茶店を頑張っている事だろう。



だから私は、裕一と今まで通り自然にいられた。



あの麻里の一言があるまでは・・・。



「花!軽井沢へ行こう!」



「えっ・・・。」



本当に行くの?



私は行くつもりなんか、これっぽっちもなかった。



社交辞令で返事はしたものの「忙しかったので」



と言う言葉で逃げようと思っていたからだ。


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