僕らのちから
雪のキモチ
僕は親友の優斗が未來を好きなことを知っていた。未來の気持ちは知らないけど…
中二の修学旅行で僕は優斗が未來といるところを見てしまった…
優斗は未來を消灯時間の少し前に呼び出していた。僕はそれを偶然見かけて、深くは考えずに後をこっそりつけた。優斗は未來と風が吹く屋上で話をしていた。すると優斗はとつぜん未來の両手首を掴んで未來にキスしていた…未來は泣いて走りさってしまった…僕はそれを知らないふりして四年間すごした…見てはいけないものを見てしまった…そんな罪悪感を抱えて今日を迎えていたのだ。
僕は、未來のことが幼いときから好きだった…だから優斗のしたことは心にささっていたんだ…ずっとずっと僕の心の中で…
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