─暴走族のお姫さま─



「奈美は…
強がってた。
襲われて大丈夫なわけないのに
俺に責任感じさせないように
『大丈夫…大丈夫だから』
って奈美は言って笑った」



胸が痛くて
瞼が熱くなっていく。



もしあたしが
襲われたら
大丈夫なんて言えない。



きっと自分を
壊してしまいたくなる。



奈美さんは
つよい人だったんだ。











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