私の秘密の旦那様
今日…
俺の受け持つクラスに
オーストラリアから転校生が来た。


名前は“中村真一(ナカムラシンイチ)”

ルックスもいいし…家柄も良い方。

だからかもしれないが…

渚の事を“ナギ”

渚は中村の事を“真ちゃん”

と呼んでいた…。

しかも…俺の渚に
みんなの前でキスしやがった…


あ゙ぁ…モヤモヤするな…
渚は俺のだっての!

「…と言う訳だから
みんな仲良くするように。
じゃあ中村の席は…
草野の隣りだ。

草野、中村に分からないところを教えてやってくれ」

俺はあえて渚から遠い空いている席を指示した。

「先生―、」

「……なんだ?」

「俺、まだ来たばかりだし
秋本渚ちゃんの隣が
いいでぇす。
ねぇナギ…?」

「…え…と///………………せ、先生…?」

どうしよう…優也ぁ~…

「………わかった。
じゃあ中村は…秋本の隣な。

あ、そうだ…
秋本は放課後ちょっと
職員室に来いな?」

ドキ

「は、はい///」

うわぁ…なんか怒ってる。
けど怒ってる優也カッコいい!
どうしよう…顔…赤いよね…///?


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