モテ系女子のススメ
 


奴を知れ。


見極めるのだ。


今度は自分だけのために。


わたしの経験からすると、『手伝って?』と手を伸ばして拒否したオトコノコはいなかった。


「お前のこと本気で好きだったから、友達にはなれない」


そう言われたこともあったが、口だけのケースがほとんどだった。


一度『自分のもの』になった女子のこと、『自分のいた場所』のその後をオトコノコはけっこう気にしているものだ。


でも。


わたしの聖域では、わたしがルールだ。


わたしのルールを守りたくない人は、わたしの聖域には近づいてはならないのだ。




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