ぬくもり
「っ…ちょ…」
もちろん、二人以外誰もいない部屋で、その行為をしたのはハートで…、
私は、服の裾を掴んで上げてるハートの手を無理に引っ張って服を下げた。
「っ…何すんの!!?」
「…何…?…その痣、」
ばれた……。
「…別に、…こけて…」
こんな在り来たりな言い訳が通じるはずない…
「嘘っ!長袖をずっと着始めた時からでしょ!?…保健室、行こう。」
「駄目!保健室にはいけないの!」
「何で!?」
「理由があるの!」
「その理由を説明してくれるまで納得しない!!」
「っ……もう、わかった、わかったよ。放課後、説明するから。…授業、行こ?」
いつも1番近くにいるハートから隠し通すのは無理だったか…
ハートに、すべてを話す覚悟を…