―愛束縛―



家に帰ると 鈴も春さんも他のお手伝いさんも みんなびっくりした顔をしている


「どうして こんなに早いの?さぼり?」


「頭痛いんだ…」



嘘をつく



「大丈夫?薬飲む?」

心配そうな顔をする鈴


「春さん 今日は俺…頭痛いから鈴に看病してもらうから 借りるよ」


「大丈夫ですか?鈴さん 今日はこっちはイイですから…太一さんのそばにいてあげて下さいな」


「あっ…はい」



俺達は部屋に戻る



「鈴 kissしよ?」


「あ~っ太一 仮病使ったな!」



「だけど こうしてふたりきりになれた」


「そうだね」



鈴からkissをしてくる



俺の大好きな鈴の唇 鈴の吐息


鈴の首筋にkissをする
胸を触る


一瞬 鈴がビクッとする


「大丈夫?」


「大丈夫だよ」


小さくて柔らかい鈴の胸


畳の上に寝そべる鈴


太陽の光に照らされて いつも以上に綺麗な鈴


愛してる



< 126 / 138 >

この作品をシェア

pagetop