ありがとうを今キミに
コンビニにでパンを買い学校へ向かう。
「なにアイツ、ダサっ」
「超キモイんだけど~(笑)」
私を見る人はみんなそう言う。
長すぎる前髪
ボサボサの黒髪ロング
真面目すぎるスカート丈
時代遅れの牛乳瓶の底みたいなメガネ
でもこれは…
「…わざとしてるんだっつーの」
周りの人に聞こえないくらいの声で呟いた。
そう、わざとなんだ。
これは自分を守るためにしてるもの
こんなの本当の私じゃない。