ギブス
『…っあ…』
【…笑った…

…怒って…なんかいなぃんだ…っ】


その笑いかけてくれた諒に反応でもするかのよぅに…、柚葉の非情にも笑顔が戻った…


「…何か…、さっきから…いぃ匂いがする…」


諒のその言葉に、今にも…咲き誇りそぅに満面の笑顔を見せた柚葉…


『…ご飯っ 作ったの…っ
支度しちゃうから…着替えて来て…っ』


…と、言った柚葉の言葉…

まぁ…、諒は、玄関を開けた瞬間、部屋の中の匂いやエプロン姿の柚葉を見て、分かっていたんだが…


「何か…、アレみたぃだよね…っ」


『…アレ…っ』


諒が言った言葉に、首を傾げながら…聞き返した柚葉…

その、柚葉の反応に思わず吹き出した諒…


「…新婚さん…っ」


そぅ…、笑いかけながら言った諒の言葉に、瞬時に柚葉は耳元まで紅潮させた…


その、柚葉の反応に…

神城 柚葉の身体を背中側から抱き寄せた諒…

その、柚葉の耳元に…


「そんな可愛い反応しないでくれる…っ」


…と…
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