ギャップ的恋愛論





はぁはぁ言いながら教室に飛び込んできたあたしを見て、目を丸くした3人が駆け寄ってくる。






「どうしたの!?」






「何かされた?」






「何かされたんじゃなくて、してきたの……。
とりあえず、あたしもう帰るね!」






このまま神木に会うのは気まず過ぎる!






「はぁ??」






呆気にとられてる3人を置いて、鞄を抱えた。






「また電話するから」






それだけ叫んだあたしは、そのまま勢いよく教室を飛び出した。






`
< 241 / 395 >

この作品をシェア

pagetop