紋白蝶
紋白蝶
桜の花びらが 俺のおでこにひらひらと舞い落ちて来た。


「…んだよ」


うざってぇ、くっつくとベタベタと取りづらい。


あの女みてぇ。


あいつがミジメったらしい顔で俺の名前を猫撫で声で呼ぶ度、背筋が寒くなる。



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